ペアレント・トレーニングを受けるまでの流れ——探し方から受講後まで

ペアレント・トレーニングを受けるまでの流れ——探し方から受講後まで

「ペアレント・トレーニングに興味があるけれど、どうやって受ければいいの?」——この記事では、ペアトレ講座を見つけてから受講するまでの具体的な流れを、ステップごとに解説します。

ペアトレの受講を検討するきっかけ

ペアレント・トレーニングの受講を考える方には、さまざまなきっかけがあります。

  • 子どもの発達が気になり、医師や心理士から勧められた
  • 子育てがうまくいかず、つい怒ってしまう自分を変えたい
  • 発達支援センターや保健センターでチラシを見かけた
  • ネットや本でペアトレを知り、自分にも必要だと感じた
  • ママ友や先輩保護者から「良かったよ」と聞いた

どのきっかけでも大丈夫です。「子どもとの関わりをもっと良くしたい」という気持ちがあれば、ペアトレを受ける準備はできています。

Step 1:講座情報を探す

まずは、お住まいの地域で開催されているペアトレ講座を探しましょう。

探し方のポイント

🏢 自治体に相談

市区町村の発達支援センター・障害福祉課・子育て支援課に「ペアレント・トレーニングを受けたい」と伝えましょう。地域の講座を紹介してもらえます。

🏥 かかりつけ医に相談

小児科や児童精神科を受診している場合は、主治医に相談してみましょう。病院内で実施している場合や、連携先を紹介してもらえることがあります。

📱 ネットで検索

当サイトのイベント一覧で全国の講座情報を地域別に掲載しています。「地域名 ペアレントトレーニング」で検索するのも有効です。

Step 2:申し込み・事前準備

講座が見つかったら、申し込みをしましょう。

  • 申し込み方法:電話、メール、Webフォームなど、主催者によって異なります
  • 参加条件の確認:対象年齢、居住地域の制限、診断の有無など
  • 定員と抽選:自治体の講座は定員が少なく、抽選になることもあります。早めの申し込みがおすすめです
  • 事前面談:プログラムによっては、お子さんの状況を確認する面談があります。お子さんの普段の様子を整理しておくとスムーズです

💡 ヒント:事前に「子どもの困っている行動」を3つほどリストアップしておくと、面談や講座初回でスムーズに話せます。具体的な場面(いつ・どこで・どんなとき)で書いておくのがコツです。

Step 3:受講(全6〜10回)

いよいよ受講開始です。一般的なペアトレの講座は以下のような形式で進みます。

項目内容
回数全6〜10回(プログラムにより異なる)
頻度週1回または隔週1回
時間1回あたり90〜120分
人数5〜10名程度のグループ
形式講義 + ロールプレイ + ディスカッション

各回で学ぶこと(一般的な流れ)

  1. オリエンテーション——自己紹介、プログラムの説明、目標設定
  2. 行動の観察と理解——行動を3つに分類する方法を学ぶ
  3. 褒め方の練習——好ましい行動を見つけて褒めるスキル
  4. 効果的な指示の出し方——CCQの原則を練習
  5. 困った行動への対応——計画的な無視、代わりの行動の提示
  6. 環境調整——行動が起きやすい・起きにくい環境づくり
  7. トークンエコノミー——ごほうびシステムの活用
  8. まとめと振り返り——学びの整理、今後の実践計画

Step 4:家庭での実践

ペアトレで最も大切なのは、講座で学んだことを家庭で実践することです。毎回のホームワークを通じて、少しずつスキルを身につけていきます。

最初はぎこちなく感じるかもしれませんが、繰り返すうちに自然にできるようになります。完璧を目指す必要はありません。「昨日より1回多く褒められた」——それだけで十分な進歩です。

受講後のこと

プログラムが終了した後も、学んだスキルは日常で使い続けることが大切です。

  • フォローアップ:プログラムによっては、終了後に振り返りの会が設けられます
  • 保護者同士のつながり:講座で出会った仲間との関係は、その後の大きな支えになります
  • 復習と継続:テキストや記録を見返しながら、スキルを定着させましょう
  • 再受講:時間を置いて再度受講すると、新たな気づきが得られることもあります

お近くのペアレント・トレーニング講座を探してみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました