
精研式ペアレントトレーニングは、日本で広く実施されているペアトレ方式です。厚生労働省の『ペアレント・トレーニング実践ガイドブック』は「米国のUCLAで開発されたADHDのある子どもの保護者向けのプログラムを基礎としており」と書いています[2]。その UCLA のプログラムを行っているのがシンシア・ウィッタム氏で、同氏の著書『読んで学べるADHDのペアレント・トレーニング — むずかしい子にやさしい子育て』(明石書店, 2002年)を日本語に訳したのが上林靖子・中田洋二郎氏らです[7]。上林氏は現在、この系統を実施しているまめの木クリニックの理事長です[8]。
日本で実施されているペアトレの多くは、この精研式を土台にしています。この記事では、精研式の全10回セッションをペアトレ完全ガイドで解説したコアエレメント6要素との対応つきで説明したうえで、精研式から派生した奈良方式・肥前式・鳥取大学式の違いまでを1ページでまとめます。
精研式の概要
精研式は、もともとADHD(注意欠如・多動症)のある子どもの保護者を主な対象として開発されました。現在ではADHDに限らず、ASD(自閉スペクトラム症)やその他の発達障害、グレーゾーンの子どもの保護者にも広く適用されています。
- 翻訳・翻案にあたった人:上林靖子・中田洋二郎(2002年版)/上林靖子・藤井和子・門脇陽子(2003年の続編)[7]。「精研式」という呼び名の由来(どの機関で誰が開発したか)を明記した一次資料は本稿では確認できませんでした(→ 末尾)
- 原型:UCLA シンシア・ウィッタム博士のADHD向けプログラム
- 対象:発達障害(主にADHD)のある子どもの保護者
- 回数・時間:厚労省ガイドブックの表3 は「回数は10回程度」[2]。実施例として記録されているまめの木クリニックでは全10回1クール・1回につき90分・概ね隔週です[2]。なお、方式を問わない「基本プラットホーム」の目安は全5回以上、概ね隔週、1回のセッションは90〜120分程度です[2]
- 形式:クローズド・グループ。厚労省ガイドブックの「基本プラットホーム」は「参加者の人数は、欠席者があってもグループとして成立するよう、1グループ4,5人〜7,8人が運営しやすいでしょう」としています[2]。実施例として記録されているまめの木クリニックでは「固定メンバーで1グループ8人までを定員」[2]
- 理論的背景:応用行動分析(ABA)、社会的学習理論
精研式の10回セッション構成


まず、当サイトが確認できた範囲で、一次資料として全10回の一覧を公開している実施元であるまめの木クリニックの表を、そのまま載せます[8]。厚労省ガイドブックが同院の実施例として載せている表とも一致します[2]。
| 回 | テーマ(まめの木クリニック公式より) |
|---|---|
| 第1回 | オリエンテーション/子どもの行動を3つに分ける |
| 第2回 | 好ましい行動を増やす(肯定的注目の与え方) |
| 第3回 | 好ましくない行動を減らす①(上手な無視のしかた) |
| 第4回 | 好ましくない行動を減らす②(無視とほめるの組み合わせ) |
| 第5回 | 効果的な指示の出し方① |
| 第6回 | 効果的な指示の出し方② |
| 第7回 | よりよい行動チャート |
| 第8回 | 制限を設ける(警告とペナルティ) |
| 第9回 | 学校との連携 |
| 第10回 | まとめ |
各回の進め方は「【宿題の報告と振り返り】⇒【本日のテーマ】⇒【ロールプレイ】⇒【話し合い】」で、「プログラムはステップ・バイ・ステップ方式です。前回の内容を土台に新しいことを学ぶため、途中参加はできません」と案内されています[8]。
🔴 ここから先の各回の見出しは、当サイトが読みやすさのために整理したものです。上の一次資料の並びとは第3〜6回と第9回が一致していません(一次資料では第9回が「学校との連携」で、当サイトの並びにはその回がありません)。正典にあたる『こうすればうまくいく 発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル』(上林靖子 監修/北道子・河内美恵・藤井和子 編集, 中央法規出版, 2009年)の回次一覧は本稿では確認できていないため、見出しの並べ替えはせず、差があることをここに明記します(→ 末尾)。各セッションは、コアエレメント6要素のどれに対応するかを併記します。
第1回:オリエンテーション・行動を3つに分ける
コアエレメント:行動の3分類
プログラムの全体像を説明し、参加者の自己紹介を行います。続いて、子どもの行動を「好ましい行動」「好ましくない行動」「許しがたい行動」の3つに分類するワークに取り組みます。ここで重要なのは、半数以上を「今できている行動(好ましい行動)」とすること。できていないことばかり挙げてしまいがちですが、「朝起きられる」「ごはんを食べる」など、当たり前にできていることも好ましい行動です[2]。
第2回:行動を観察して記録する
コアエレメント:行動理解(ABC分析)
子どもの行動を客観的に観察し、記録する方法を学びます。ABC分析(A:きっかけ → B:行動 → C:結果)のフレームワークを使って、「なぜその行動が起きるのか」「何がその行動を維持しているのか」を理解する練習をします。
例えば「スーパーで泣き叫ぶ」という行動を分析すると:
- A(きっかけ):お菓子売り場を通った
- B(行動):泣き叫んでお菓子を要求した
- C(結果):親がお菓子を買った → 泣く行動が強化される
第3回・第4回:子どもの好ましい行動をほめる
コアエレメント:子どもの良いところ探し&ほめる
精研式の核心部分です。効果的な褒め方の3原則(具体的に・すぐに・一貫して)を学び、ロールプレイで練習します。2回にわたって繰り返し取り組むのは、ここが精研式の中心に置かれているからです。
ホームワークでは、毎日最低3つ、子どもの好ましい行動を見つけてほめ、記録します。「ほめるところが見つからない」と感じる親も、2週間続けるうちに「見つけ方のコツ」が身についていきます[1]。
第5回:好ましくない行動を減らす(計画的無視)
コアエレメント:不適切な行動への対応
「好ましくない行動」(危険ではないが困る行動)に対して、計画的無視を行う方法を学びます。注目を外し、落ち着いたらすぐにほめる。「ほめるために待つ」という表現が使われます[2]。
計画的無視を始めた直後に行動が一時的に悪化する「消去バースト」についても説明を受け、「一時的な悪化は効果が出ている証拠」と理解しておくことが重要です。詳しくは癇癪への対応の記事も参照してください。
第6回:効果的な指示の出し方(CCQ)
コアエレメント:子どもが達成しやすい指示
CCQ(Calm:穏やかに、Close:近づいて、Quiet:静かに)の技法を学びます。離れた場所から大声で指示するのではなく、子どもの近くに行き、目の高さを合わせ、穏やかに短く伝える。このシンプルなテクニックが、怒鳴ってしまう悪循環を断ち切る第一歩になります。
第7回:より効果的なほめ方・トークンエコノミー
コアエレメント:子どもの良いところ探し&ほめる(応用)
トークンエコノミー(ポイント制・ごほうびシステム)の導入を学びます。好ましい行動ができたらシールやポイントを貯め、一定数でごほうびと交換する仕組みです。「外発的動機づけに頼りすぎでは?」という心配がよく出ますが、行動が定着したら徐々にトークンを減らしていくフェードアウトの方法も学びます。
第8回:環境調整(制限を設ける)
コアエレメント:環境調整
問題行動が起きにくい環境づくりを学びます。物理的環境の整備(刺激の削減、スケジュールの見える化)に加え、「選択肢を与える」「予告する」「ルールを明確にする」といった対人的な環境調整も含まれます。
第9回:警告とペナルティ(タイムアウト)
オプション要素(コアエレメントには含まれない)
「許しがたい行動」(他者を傷つける、物を壊すなどの危険な行動)に対して、警告→タイムアウトの手順を学びます。タイムアウトは「罰」ではなく「クールダウンの時間」として位置づけられます。厚労省のコアエレメントではオプション扱いであり、「ほめることが十分に定着してから導入する」ことが前提条件です[2]。
第10回:まとめ・ふりかえり
全9回の学びを振り返り、成功体験や課題を共有します。今後の生活での実践計画を立て、フォローアップへの橋渡しをします。参加者同士の連絡先交換や、地域の親の会との接続もこの回で行われることが多いです。
精研式の特徴と強み
「ほめる」に多くの回を充てる
精研式は「ほめる」に複数の回を充てています。行動変容の土台を「好ましい行動を増やすこと」に置く組み立てです。
構造化されたプログラム
テキスト(『こうすればうまくいく 発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル』中央法規出版)に沿って進めるため、支援者にとっても実施しやすい構造です。各セッションに明確な目標、講義内容、ロールプレイ課題、ホームワークが設定されています[1]。
日本で広く実施されている
1990年代の導入以来、全国の自治体、医療機関、支援センターで実施されており、研究報告や効果検証が蓄積されてきた方式です。精研式を開発した上林靖子先生が開いたまめの木クリニック・発達臨床研究所(東京都江戸川区)でも、同じプログラムが全10回1クールで実施され、ファシリテーター(リーダー)養成研修が行われています。「まめの木式」と呼ばれることがありますが、別のプログラムでも精研式の短縮版でもありません。厚労省ガイドブックは「その中から…3つのプログラムを紹介します」(p.22)としたうえで、表3 の1行目を「精研・まめの木・奈良式ペアレント・トレーニング」としています(p.23)。つまりまめの木は「3つ」のうちの1つではなく、1つ目のプログラムの3つの呼び名のひとつです。同ガイドブックが同院の実施例として載せている回次表(p.33)も、見出しは「〈プログラムの内容〉」で、同院が実施している精研式プログラムの内容を指します[2]。
精研式から派生した3つの方式

日本で実施されているペアトレの多くは、精研式の10回構成を土台に、対象となる子どもの特性や地域の事情に合わせて組み替えたものです。コアエレメント6要素はいずれも共通しているので、違いが出るのは「何に厚みを持たせるか」だけです。ここでは代表的な3方式を、精研式との差分に絞って解説します。
奈良方式 — 精研式を土台に奈良で育ち、指導者研修で各地に広がった
奈良方式(奈良式)は、児童精神科医の岩坂英巳氏を中心に奈良で育った実施の形です。厚労省ガイドブックは奈良式を独立した方式としてではなく、「精研・まめの木・奈良式ペアレント・トレーニング」という1つのまとまりとして扱っています[2]。回数は10回程度、講義とグループワーク、ホームワーク、ロールプレイ重視という組み立ても精研式と共通です。
- 中心人物:岩坂英巳(2004年 奈良教育大学教授、2007年 同 特別支援教育研究センター長)/ベース:精研式
- 回数:10回程度(厚労省ガイドブックの表記)。地域によっては短縮版も使われる
- 目立つ点:指導者(インストラクター)養成研修があり、他県の自治体がそれを受けて自分の地域で立ち上げている
堺市の発達コーディネーターは全員が奈良方式の研修を受けており、明石市は2014年に職員を奈良式のインストラクター養成講座へ送り、気仙沼市は「奈良方式の短縮版」を『ひまわり教室』として2014年度から続けています[2]。奈良の外へ持ち出して組み替えられる型として使われてきたのが、一次資料から見える奈良式の姿です。
👉 奈良方式ペアレントトレーニングの詳細(特徴・経緯・歴史・実施主体・回数・受けられる場所・出典)
肥前式 — 保護者を「共同治療者」として育てる。行動療法をまるごと教える
肥前式は、国立肥前療養所(現・国立病院機構 肥前精神医療センター、佐賀県)で開発されたプログラムです。(「日本で最も歴史が古い」と断定できる記述は厚労省ガイドブックにはありません。同書 3-1 は肥前式・精研式・奈良式・鳥取大学式の4つを「1990年代から発展してきました」と並べています。)精研式とは別系統で、原著での呼び名は HPST(Hizen Parenting Skills Training)、実施元の現在の呼び名は「お母さんの学習室」です[2][5]。
- 起点:知的障害をともなうASDの子どもの保護者を共同治療者(コ・セラピスト)として育てるプログラム。厚労省ガイドブックは「現在はADHDに適用できるプログラムに発展している」と書く
- 回数:原著(1995)は10セッション/厚労省ガイドブック表3 は「10回程度」/実施元の現行パンフレットは全12回
- 1回の長さ:10:00〜12:30(出典: 肥前精神医療センター「発達障害児を育てる人のための親訓練プログラム(お母さんの学習室)」(2026年9月5日閲覧)の「日時 毎週水曜日(年1回秋) 10:00~12:30」。延長することもある)
- 組み立て:前半は全体での行動理論の講義、後半は3名程度の小グループ。ホームワークは1〜2つの具体的行動についての家庭記録
「その場の対処法」ではなく行動療法の考え方そのものを持ち帰ってもらう設計で、実施元は「スタッフから直接お子さんへ指導は行いません」と明記しています。病院の外来プログラムなので、申し込みは主治医を通す形です。(当サイトが以前「環境調整に2回(第8・9回)」と書いていたのは誤りです。実施元パンフレットで「環境の整え方」は第6回の1回だけでした。)
👉 肥前式ペアレントトレーニングの詳細(特徴・経緯・歴史・実施主体・全12回の各回テーマ・受けられる場所・出典)
鳥取大学式 — 応用行動分析が土台。6〜8回程度
鳥取大学式(実施元の呼び方は「鳥取大学方式」)は、鳥取大学大学院医学系研究科 臨床心理学講座の井上雅彦氏らによる方式で、精研式とは別系統です。応用行動分析(ABA)を土台に、「困った行動をやめさせる」より「代わりにしてほしい行動を教える」順序で組まれています[2]。
- 中心人物:井上雅彦(2008年〜 鳥取大学大学院 医学系研究科 臨床心理学講座 教授。日本ペアレント・トレーニング研究会 会長)
- 起点:知的障害をともなうASDのある子どもの保護者向け。厚労省ガイドブックは「現在は発達障害全般を対象とするプログラムに発展した」と書く
- 回数:厚労省ガイドブック 表3 は「6〜8回程度」。実施元公式が公開している回数は鳥取大学式の記事にまとめています
- 目立つ点:補助治療者としてのペアレント・メンターの参加を推奨/オンライン(WEB)版を開発・実施
講義の柱はほめ上手・観察上手・整え上手・伝え上手・教え上手の5つで、参考図書『子育てが楽しくなる5つの魔法』(アスペ・エルデの会)の5項目と対応します。「5つ」はテーマの数であって回数ではありません(当サイトが以前「全5〜6回」と書いていたのは誤りです)。
👉 鳥取大学式ペアレントトレーニングの詳細(特徴・経緯・歴史・実施主体・全10回の各回テーマ・受けられる場所・出典)
4方式の早見表
| 方式 | 起点となる対象 | 回数・1回の長さ | 精研式との差分 |
|---|---|---|---|
| 精研式 | ADHD → 発達障害全般 | 10回程度(実施例は全10回1クール・1回90分) | (基準)UCLA のシンシア・ウィッタム氏のプログラムを日本向けに調整。厚労省はまめの木・奈良式と1つのまとまりとして扱う |
| 奈良方式 | ADHD・発達障害 | 10回程度(短縮版もあり) | 精研式と同じまとまりとして扱われる/指導者研修が各地に広がった |
| 肥前式 | 知的障害をともなうASD(現在はADHDにも) | 10回程度(実施元の現行は全12回)・10:00〜12:30 | 別系統。保護者を共同治療者として育てる/前半は行動理論の講義/病院の外来プログラム |
| 鳥取大学式 | 知的障害をともなうASD(現在は発達障害全般) | 6〜8回程度(厚労省ガイドブック 表3) | 別系統。応用行動分析が土台/ペアレント・メンターの参加を推奨/オンライン版あり |
どれが優れているというものではありません。ADHDが中心なら精研式、知的障害を伴うなら肥前式、応用行動分析を保護者自身が使えるようになりたいなら鳥取大学式、が最初の目安になります(奈良方式は精研式と同じまとまりとして扱われています)。実際には近隣で開催されている講座から選ぶことになるので、方式を絞り込みすぎる必要はありません。コアエレメント6要素はどの方式でも共通です。
厚労省ガイドブックが整理する3系統の一覧比較はペアトレの方式を比較に、コアエレメントとエビデンスの詳細はペアレントトレーニング完全ガイドにまとめています。
精研式・派生方式を受けられる場所
精研式は全国の自治体や支援機関で実施されています。派生方式は開発拠点の周辺(奈良方式なら奈良県、肥前式なら佐賀県、鳥取大学式なら鳥取県)に多い傾向がありますが、支援者向け研修を通じて各地に広がっています。まずはお住まいの地域の発達障害者支援センターに問い合わせるのが確実です。講座の探し方ガイドも参考にしてください。
この記事で確認できなかったこと
- 「精研式」という呼び名の由来:どの機関で誰が開発したのかを明記した一次資料を確認できませんでした。厚労省ガイドブックも実施元公式も「精研式」の語は使いますが、由来は書いていません。日本ペアレント・トレーニング研究会の公式プロフィールで確認できるのは、中田洋二郎氏が1986年に国立精神・神経センター精神保健研究所 児童思春期精神保健部の研究室長だったことまでです[9]
- 正典の全10回の回次一覧:『こうすればうまくいく 発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル』(中央法規, 2009)の目次は公開されているものを確認できませんでした。本ページ冒頭に載せた全10回はまめの木クリニック公式のもので、当サイトが以下で整理した並びとは第3〜6回・第9回が一致しません
- 「日本で最も広く実施されている」:厚労省ガイドブックにこの断定はありません(表3 は3つのプログラムを並列に紹介しています)。表現を「広く実施されている」に改めました
- 1回の長さ:「90〜120分」という数字自体は厚労省ガイドブックの「基本プラットホーム」の目安(「全5回以上、概ね隔週で1回のセッションは90〜120分程度をめやすとしています」)で、誤りではありません。正確でなかったのはそれを精研式固有の値として書いていた点です。精研式の実施として一次資料で確認できるのは、まめの木クリニックでの1回90分です[2]
- 正典の目次:本ページの各回の見出しがどの版に基づくのかを示す一次資料を確認できていません。中央法規出版の書籍ページには目次が掲載されていませんでした
参考文献
[1] 上林靖子 監修/北道子・河内美恵・藤井和子 編集『こうすればうまくいく 発達障害のペアレント・トレーニング実践マニュアル』中央法規出版, 2009年4月, B5判194頁, ISBN 978-4-8058-3165-6(当サイトは以前「上林靖子・中田洋二郎・藤井和子・井澗知美・北道子 編著」と誤って記載していました)
[2] 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク JDDnet 作成/日本ペアレント・トレーニング研究会 協力「ペアレント・トレーニング実践ガイドブック」2020年3月31日発行。厚生労働省の令和元年度障害者総合福祉推進事業の助成を受けたもので、厚労省が定めた基準ではありません (PDF)(当サイトは以前この資料を「厚生労働省」名義で記載していました)
[3] 一般社団法人 日本発達障害ネットワーク「ペアレント・トレーニング 支援者用マニュアル」令和2年度障害者総合福祉推進事業「地域の発達障害者支援機関等で実施可能なペアレント・トレーニング実施テキストの作成」, 2021年 (PDF)(当サイトは以前この資料を「厚生労働省」名義で記載していました)
[4] 岩坂英巳 編著『困っている子をほめて育てる ペアレント・トレーニングガイドブック——活用のポイントと実践例』じほう, 2012年/岩坂英巳・中田洋二郎・井澗知美 編著『AD/HD児へのペアレント・トレーニングガイドブック——家庭と医療機関・学校をつなぐ架け橋』じほう, 2004年3月(同年7月の第2刷から『AD/HDのペアレント・トレーニングガイドブック』に改題)(当サイトは以前この書名を「AD/HDのペアレント・トレーニング——むずかしい子にやさしい子育て」と誤って記載していました。後半の副題は [7] のウィッタム訳書のものです)
[5] 免田賢・伊藤啓介・大隈紘子・中田洋二郎・上林靖子「ADHDを持つ子どもへの行動療法——ペアレント・トレーニングの実践」『精神科治療学』第13巻, 1998年/免田賢・伊藤啓介・大隈紘子・中田洋二郎「発達障害児の親訓練プログラムの開発と実施」『行動療法研究』第27巻, 2001年 ※この2本は CiNii Research で書誌を確認できませんでした(当サイトでは一次資料に当たれていません)。肥前式の原著として今回確認できたのは、免田賢・伊藤啓介・大隈紘子・中野俊明・陣内咲子・温泉美雪・福田恭介・山上敏子「精神遅滞児の親訓練プログラムの開発とその効果に関する研究」『行動療法研究』21巻1号, 25-38頁, 1995年です(CiNii Research)
[6] 井上雅彦『家庭で無理なく楽しくできる生活・学習課題46——自閉症の子どものためのABA基本プログラム』学研プラス, 2008年/shizu 著・平岩幹男 監修『発達障害の子どもを伸ばす魔法の言葉かけ』講談社(健康ライブラリー スペシャル), 2013年(当サイトは以前この1冊を「井上雅彦 監修」と誤って記載していました)
[7] シンシア・ウィッタム(上林靖子・中田洋二郎ほか 訳)『読んで学べるADHDのペアレントトレーニング — むずかしい子にやさしい子育て』明石書店, 2002年3月(原題 Win the whining war & other skirmishes)/同(上林靖子・藤井和子・門脇陽子 訳)『きっぱりno!でやさしい子育て — 続 読んで学べるADHDのペアレントトレーニング』明石書店, 2003年12月(原題 The answer is no)。書誌は国立国会図書館サーチで確認
[8] まめの木クリニック|発達臨床研究所(公式)— 「まめの木式ペアレント・トレーニングプログラムとは」(全10回の各回テーマ・進め方)/「当院について」(理事長 上林靖子) https://mamenoki-clinic.com/training/
[9] 日本ペアレント・トレーニング研究会「理事・役員紹介」 https://parent-training.jp/profile.html
関連記事:日本におけるペアトレの歴史