受講ガイド

近くにペアトレ講座が見つからないときの探し方 — 名前の違う講座・広報誌・次の期・県の窓口・オンライン

「ペアレントトレーニングを受けたいのに、住んでいる地域で講座が見つからない」。そう感じている方は少なくありません。当サイトには47都道府県すべての講座が載っていますが、2026年11月以降も続く講座がある都道府県は39都道府県で、残りの8県には、この時点で続いている講座が1件も見つかっていません(2026年10月29日時点)。

ただ、「見つからない」ことと「やっていない」ことは同じではありません。当サイトで全国の講座を探してきて、見落としやすいと分かった点を5つにまとめました。講座を探す基本の手順は「ペアレントトレーニングはどこで受けられる?」で説明しているので、このページはそこで見つからなかったときの続きとして読んでください。

1. 「ペアレントトレーニング」以外の名前で探す

市区町村の講座は、ペアトレの考え方で進める講座でも、別の名前が付いていることがよくあります。当サイトに載っている講座でも、次のような名前のものがあります。

市区町村のサイトで探すときは、「ペアレント」だけでなく「ほめ方」「関わり方」「子育て講座」「発達」などの語でも検索してみてください。「親子関係形成支援事業」という名前で案内されていることもあります。これは児童福祉法にもとづいて市町村が行う事業で、国の実施要綱は事業の内容として「ペアレント・トレーニング等」を挙げています(「親子関係形成支援事業とは」)。トリプルPやコモンセンス・ペアレンティング(CSP)など、ペアトレと近い考え方のプログラムを開いている地域もあります。

2. 市区町村の広報誌を見る

講座の案内が、市区町村の広報誌(市報・区の広報紙)にしか載っていないことがあります。ホームページに専用のページが無いので、インターネットで検索しても出てきません。当サイトで見つけた講座でも、仙台市青葉区のペアレント・プログラムは、区の広報紙(市政だより 青葉区版)で案内されていました。静岡県裾野市のペアレント・プログラムも、市の広報誌の「募集」欄で案内されていました。

広報誌は、多くの市区町村がホームページにPDFで載せています。「子育て」「健康」「お知らせ」「募集」の欄を、毎月見るようにすると見つけやすくなります。

3. 「次の期」を確かめる

講座のページを見たら「受付終了」だった、ということもよくあります。でも、年に2回、3回と期を分けて開く講座も少なくありません。たとえば熊本市こども発達支援センターでは、ペアレント・プログラムもペアレント・トレーニングも年度の中で第1期〜第3期に分けて開いていて、ペアレント・プログラムの第3期は2027年1月に始まります。

締め切られていても、主催者に「次はいつ募集しますか」と聞いておくと、次の機会を逃しにくくなります。

4. 範囲を広げて、窓口に聞く

  • 都道府県の発達障害者支援センター: 県全体を対象にした講座を開いていることがあります。また、県内のどこで講座が開かれているかを知っていることも多いので、「近くでペアトレを受けられるところはありますか」と聞いてみてください(「発達障害者支援センター活用ガイド」)。
  • 隣の市区町村・県単位の講座: 住んでいる市区町村に無くても、隣の市や県単位の講座に参加できることがあります。ただし「市内在住」などの条件があることが多いので、対象の欄を確かめてください。
  • 市区町村の子育て・障害福祉の窓口: ホームページに載っていなくても、電話で聞くと次の予定を教えてもらえることがあります。

5. オンラインの講座を探す

住んでいる地域を問わずに参加できるオンラインの講座もあります。数は多くありませんが、オンライン・全国の講座一覧から探せます。民間の講座は有料のものが多いので、費用の目安は「ペアレントトレーニングの料金・費用」で確かめておくと比べやすくなります。

講座を待つあいだにできること

講座が見つかるまでのあいだも、ペアトレの考え方を家で試してみることはできます。まずは子どもの行動を「増やしたい行動」「減らしたい行動」「許しがたい行動」に分けて見ることから始めると、ほめるタイミングが見つけやすくなります。

ただ、ペアトレは、ほかの保護者と一緒に学び、家で試したことを振り返るのが大切なプログラムです。本や記事で学んだことは、講座に参加したときの助けとして使ってください。講座の一覧はこちらから、お住まいの地域を選んで探せます。

読むだけで終わらせない。
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